「ブルーオーシャン戦略」をよんだ

  • ブルーオーシャン戦略とは、差別化戦略ともコスト・リーダーシップ戦略とも異なり、「差別化」と「低コスト」を同時に実現する
    • コストを下げるために業界で常識とされている要素を削ぎ落とす
    • 価値を上げるために、業界にとって未知の要素を付け加える
  • 差別化戦略とかは基本レッドオーシャンを前提。しかしレッドオーシャンは業界の構造は一定でその枠組で戦うしかない
  • 既存の枠組みを捉え直した目に、
    • 競合他社だけでなく「代替産業」に目を向ける
      • ex:ワインの代替産業は「ビール」「アルコール」「カクテル」など
      • 代替財は「同じ目的」を満たすものを広くとる。電車内でのゲームも小説も「電車内でのひまをつぶしたい」という目的のもとであれば代替財とみなせる
      • 解決するべきジョブを理解することがこれには重要そう
    • 顧客から「非顧客」を対象にする
      • ex:医師→患者へ、法人→個人へ
      • その際に、顧客と非顧客の共通して重んじる要素に目を向ける
        • ex:ゴルフをしないひとに、ゴルフを敬遠している理由を聞いたところ、ゴルフの初心者とも共通する課題を見つけた
      • ◯◯をしないのはどうしてなのか?を問う
  • 新しい価値曲線を描くための4つのアクションを導く問い。特に業界の拠り所としてきた要素をいかに減らせるか、が重要。
    • 業界標準のサービスにある価値要素のうち、何を取り除くべきか?
    • 業界標準のサービスにある価値要素のうち、思い切り減らすべき要素は何か?
    • 業界標準のサービスにある価値要素と較べて、大胆に増やすべき要素は何か?
    • 業界でこれまで提供されていない付け加えるべき要素は何か?
  • 上記の問いをもとに、戦略キャンバスに価値曲線を描いて価値を再構築する
    • ブルーオーシャン戦略の価値曲線の3つの条件
      • メリハリ
      • 高い独自性
      • 訴求力の有るキャッチフレーズ
    • 価値曲線を描く際には、企業視点でなくあくまで顧客視点で
      • 既存サービスの価値要素を洗い出すためにユーザー調査が必要そう
  • 価格帯は代替産業との比較を踏まえて、幅を定める。
    • 目指すべき利益額を設定して、そこからコストをだす

戦略キャンバスを描くステップ

  • 1.現状理解
    • 戦略を変える必要性を理解するために経営陣全員で価値曲線を描く
    • 競争要因はそもそもなんなのか?から認識がずれている場合もあるためにワークショップ的にやるなどが良さそう
    • 要因を洗い出して自社・他社の価値曲線の仮説を描いてみる
  • 2.顧客を理解する
    • 実際にサービスがどう使われているのか確かめるために調査する
    • 調査で得られたインサイトをもとに、新しい価値曲線を描いてみる
      • その際に、代替産業に目を向ける、顧客層をずらすなど、調査で得られた情報を踏まえた上でバイアスをあえて外すような路線でいく
  • 3.検証する
    • ユーザーを読んで、描いた幾つかの候補である価値曲線をプレゼンして検証してみる
  • 4.計画する
    • 何を減らすか、除くか、増やすか、付け加えるかを具体化させてそのために必要な行動計画へと落としていく

戦略を実行するために

  • 危機感
    • ひどい業務成果を目の当たりにすると逃げられなくなる
      • ユーザビリティテストやインタビューの同席を促すとか
  • 組織の中心人物を理解して、最初は小さくその人だけに働きかける
    • ロールモデルとして、行動を目立つように紹介してあげる
  • 公正なプロセス
    • 関与:意見を求め、戦略策定に参加する機会を常に用意する
    • 説明:決定の背景や意図を毎回説明する
    • 明快な期待内容:戦略策定後に経営陣が従業員に対して期待内容を明快に述べること。
[新版]ブルー・オーシャン戦略―――競争のない世界を創造する (Harvard Business Review Press)
W・チャン・キム レネ・モボルニュ
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 6,634
masafumi.kawachi

STANDARD デザイナー。最近よく読む書籍の分野は組織/チーム論、ファシリテーション、データ分析など。好きな漫画はダイヤのAと東京喰種。しばしば着ている服をいじられます。