「出口汪の最強の記憶術」を読んで、記憶するためのメカニズムについて考えた

現代文講師である出口さんが書かれた記憶に関する本。
読む本が多くなると、どうしても学んだ内容を思い出すのが大変になりがちですが、この本では記憶のメカニズムや記憶を定着させるために物事を論理化して覚えることの大切さを会話形式で解説されています。

走り書きで構造化しきれていない部分がありますがまず共有です。

出口汪の「最強!」の記憶術
出口 汪
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記憶力は1時間後、1日後に再学習すると定着しやすくなるらしい

  • 記憶する際は論理的に意味を整理しておくと記憶しやすくなるらしい
  • 論理的に関係を整理するには3種類あって、「イコールの関係」と「対立関係」と「因果関係」というものらしい
  • イコールの関係はいわゆる抽象と具体をイコールで繋いで理解すること。記憶しようとする対象を既に知っている抽象概念とイコールで結ぶことができれば定着しやすくなるというもの
  • 抽象概念として定義するとそれに対立する別の抽象概念も存在することがわかって、2つの対立関係を含めて理解しておくと記憶しやすい
  • その他にも現象は原因と結果の関係を結ぶことができて、それが因果関係となる

  • 物事は脳の海馬に短期記憶として保存されて、その中で重要と脳が認識したものが側頭葉に送られて長期記憶として定着されていくらしい

  • でも人間は何でも覚えていると情報過多になり処理能力に影響がでるので、海馬にある短期記憶は1日で75%くらいは忘れてしまうらしい。エビングハウスって人が実験して忘却曲線というグラフでまとめている

  • というような本の感想を読んだ直後にまとめておけると記憶の定着がしやすく、年間365冊を読むという目標を掲げている @tomohiro.suzuki は日報でそれをしているから良いのかもしれないと感じた。よくよく考えるとそりゃそうなんだけど、習慣として続けていける技術はすごいなと。

iKnowのファウンダーの人が提唱している記憶の4レベルの話

  • ファミリア:親近感:ああこれ知ってた知ってたくらいのレベル。昔学んだけど思い出せないレベル
  • レコグニション:見分けられる:選択肢を提示されたらどれのことか分かるレベル
  • リコール:再生:物事について言われたら思い出せるレベル
  • オートマチック:自動化、習熟?:無意識に思考や行動に反映されているレベル。お箸の使い方や日本語の使い方とかはそう。自動車の運転も多分ここ

理解と記憶と実践の三位一体で記憶を定着させていく

・理解(論理)
・記憶
・実践(論理+記憶)

その他

  • 概念の骨子、軸になるような部分をまず覚えると、雪だるま式に周辺概念についての理解が進むみたい
  • 読みやすい本だったからかもだけど記憶に関することは物覚えが悪いと課題感持ってたからよけいに興味持って読み進められた。
  • 睡眠中のレム睡眠時に記憶を定着させてる説と、短期記憶に入っている情報が忘れられてしまうタイミングに再度復習することが記憶の定着に繋がるという分散学習(対立概念は集中学習)の考え方がなんとなく知ってたけどやっぱりそうかと納得。
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Kenichi Suzuki

「本棚とノート」発起人&株式会社スタンダード代表取締役。最近よく読む書籍の分野は戦略論や製品開発、ダイエット手法、会計など。好きな漫画はちはやふるとキングダム。なかなか痩せない元ケーキ職人。