「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら」を読んでみた

  • もしドラに続くもしイノ。
    • 作中にも前作のもしドラが登場し、それに影響を受けたマネジャーがドラッガーのイノベーションと起業家精神を読んで、甲子園を目指す話。
    • 前作とは独立しているものの、引用やストーリー展開で一部繋がるポイントもあるため、もしドラも読んでおくといいかも。
  • 息抜きに読んだけど、けっこう面白くてさくさく読み進められるのでオススメ。
  • 予期せぬ成功ほどイノベーションの機会になることはない。しかし、予期せぬ成功はほとんどが無視される。
  • ベンチャーが成功する要因
    • 市場に焦点をあわせること
    • 財務上の見通し、特にキャッシュフローと資金について計画を持つこと。
    • トップマネジメントのチームがそれが実際に必要となるずっと前から用意されていること。
    • 創業者たる企業家自身が自らの役割、責任、位置づけについて決断すること。
  • ベンチャーにとって成長はかかせないものだから、その変化への対応がマネジメントの鍵になる。組織が危うくなるのは変化のタイミングだけど、それは逆に言えば成長のためのチャンスの機会でもある。
  • アイデアというのは複数の問題を一気に解決するもの。
  • 高校の部活動は、教育の場であるため、やる気のない選手や下手な選手をやめさせることができない。これは日本の企業においても似たような状況であるし、その限られた人材や資源をどこまで活用できるかが重要。
  • 目標が最大化にあったのでは、目標は決して達成されることがない。それどころか達成に近づくほど、いっそうの努力が必要になる。目標の75%か80%に近づくほど、得られる成果は指数関数的に低くなり、必要とされるコストは指数関数的に大きくなる。
  • 優れたリーダーは、自らの退任や死をきっかけにして組織が崩壊することはもっとも恥ずべきことであることを知っている。
  • 知識によるイノベーションは、実を結ぶまでのリードタイムの長さ、失敗の確立、不確実性、付随する問題などが他のイノベーションと大きく異る。スーパースターらしく、気まぐれであってマネジメントが難しい。
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tomohiro.suzuki

株式会社スタンダード UXデザイナー。最近よく読む書籍の分野は戦略、統計学、組織論など。好きな漫画は3月のライオンとワールドトリガー。趣味は塩分摂取とアルコール。