STANDARDメンバーが注目する2017年4月後半に発売された書籍

こんにちは、ディレクターの古賀です。
GWは、ずっと気になっていた『テクノコードの誕生―コミュニケーション学序説』を読んでいます。

さて、このシリーズでは毎月発売される書籍の中からSTANDARDメンバーが特に注目する書籍や気になる書籍を独断でピックアップしてご紹介しています。
(過去のご紹介記事はこちらからご覧いただけます)

今回ご紹介する書籍は、2017年4月後半に発売された 3分野 全5冊です。気になる書籍があれば、ぜひ詳細をチェックしてみてくださいね。

目次


デザインの次に来るもの

デザインの次に来るもの
安西 洋之 八重樫 文
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2017-04-24)
売り上げランキング: 4,876

「モノが売れない時代に、どう売ればいいのか?」 この答えとして、いま欧州で注目されている経営戦略「意味のイノベーション」。 イタリア発のこの考え方は、極端に言えば「商品やパッケージはそのままでイノベーションを起こす方法」 … Amazon.co.jpで続きを見る
引用:デザインの次に来るもの 内容紹介より

STANDARDメンバーのコメント

ロベルト・ベルガンティ教授の「デザイン・ドリブン・イノベーション」では、デザイン思考は漸進的イノベーションには有用だが、急進的イノベーションには向いていないと説かれています。そこで用いられているのが、いかに新しい”意味”を生み出すことができるか?です。元来、デザインの語源を遡ると意味を印すことがデザインの意義でもあるため、この解釈は個人的には当たり前ですが、ビジネスの文脈でどう語られ、実践に導かれるのか。ベルガンティ教授の著ではディスコースを基盤にしたアプローチが記されていましたが、本書ではもう少し噛み砕かれ、現場レイヤーでの理解が深められそうです。
(デザイナー 川地真史)

以下のような書籍に関心のある方がチェックしているようです

スバルをデザインするということ

スバルをデザインするということ
難波 治
三栄書房
売り上げランキング: 123,707

移動体のパワートレーン(パワーソース)の劇的変化の時代を迎え、自動車メーカーは生き残りをかけた総力戦のまっただ中にいる。 持ちうるリソースを最大限に生かした集中と選択のなかで「デザイン」の持つパフォーマンスは … Amazon.co.jpで続きを見る
引用:スバルをデザインするということ 内容紹介より

STANDARDメンバーのコメント

免許を取って初めて買ったのはスバルのLEGACYでした。デザインGMとしてスバルブランドを活性化させた著者が、経営資源の1要素として「デザイン」を捉えた上でのストーリーや事例を知ることができる1冊になりそうです。
(デザイナー 鈴木健一)

以下のような書籍に関心のある方がチェックしているようです

Paul Rand: A Designer’s Art / ポール・ランド デザイナーの芸術

Paul Rand: A Designer's Art / ポール・ランド デザイナーの芸術
ポール・ランド
ビー・エヌ・エヌ新社 (2017-04-21)
売り上げランキング: 3,277

広告デザイン、グラフィックデザインの絶対的指針となる不朽の名著がついに復刊。 スティーブ・ジョブズも心酔した、20世紀を代表するグラフィックデザイナー ポール・ランド。そのデザイン哲学のすべてがここに … Amazon.co.jpで続きを見る
引用:Paul Rand: A Designer’s Art / ポール・ランド デザイナーの芸術 内容紹介より

STANDARDメンバーのコメント

グラフィックデザインの巨匠、ポール・ランドの名著『Paul Rand: A Designer’s Art』の復刻版です。注目したいのは、彼のエッセイが27篇載っていること。学生時代「ポール・ランド、デザインの授業」を読み、「デザインとは関係性である」という言葉に感銘を受けた自分としては、このエッセイがとても気になります。
そして本書の装丁は、5月に発売予定の私の著書と同じく、エイプリルフールの中山さんが手掛けられています。そういう意味でも楽しみな1冊です。
(デザイナー 吉竹遼)

以下のような書籍に関心のある方がチェックしているようです

分断と対話の社会学:グローバル社会を生きるための想像力

分断と対話の社会学:グローバル社会を生きるための想像力
塩原 良和
慶應義塾大学出版会
売り上げランキング: 50,276

効率化し分断され、常に自己革新を迫られる高度資本主義社会。一人一人の人間が生きていくために必要な「批判的想像力」を養うための入門書。
ヘイトスピーチや障がい者への犯罪はなぜなくならないのか?マイノリティや社会的弱者への排除に対して … Amazon.co.jpで続きを見る
引用:分断と対話の社会学:グローバル社会を生きるための想像力 内容紹介より

STANDARDメンバーのコメント

ネットの台頭により、自分の周囲の情報環境が心地よく整地され、発言力は増す反面、顔を見ぬ他者に対する差別的発言や行き過ぎた自己庇護も見られるような現代。そのように人と人とが分断されて、他者への興味が薄れていく世界で、対話を通して”違う”ことを認め合い、共生していくための想像力を養う入門書。本書はグローバル社会と副題に述べていますが、察するにはグローバルに限らない、身近な分断や小さすぎて普段は見過ごされているような差別に対しても、示唆を与えてくれるのではないでしょうか。
(デザイナー 川地真史)

以下のような書籍に関心のある方がチェックしているようです

無形学へ ーかたちになる前の思考ー まちづくりを俯瞰する5つの視座

無形学へ ーかたちになる前の思考ー まちづくりを俯瞰する5つの視座 (文化とまちづくり叢書)
後藤 春彦 三宅 諭 高嶺 翔太 山崎 義人 佐久間 康富 佐藤 宏亮 山村 崇 吉田 道郎 渡辺 勇太 鞍打 大輔 跡部 嵩幸 山近 資成 山口 泰斗 岡村 竹史 遊佐 敏彦 吉江 俊 山川 志典 上原 佑貴
水曜社
売り上げランキング: 131,509

かつて建築家・吉阪隆正は人間にとって工業社会が創造した人工環境がいかにあるべきかを問うため「有形学」を提唱した。しかし少子高齢化社会が進み、地方都市が縮減する現在、新たな都市の設計ビジョンが急務である … Amazon.co.jpで続きを見る
引用:無形学へ ーかたちになる前の思考ー まちづくりを俯瞰する5つの視座 内容紹介より

STANDARDメンバーのコメント

「都市」という極めてタンジブルな側面が強いものに対して、無形学という視点から仕組みづくっていく。これはまさに、有形のモノをタッチポイントにしながら総体として無形のサービスを提供するサービスデザインのアプローチに近いものを感じます。どのようにその地域に根ざした風土や歴史、周囲の自然と都市そのものや、都市の中にある人と人との関係性を仕組みとして設計していくのか…。ちなみに表紙買いしたくなるほど、装丁も好みです。笑
(デザイナー 川地真史)

以下のような書籍に関心のある方がチェックしているようです


以上、2017年4月後半に発売された 3分野 全5冊でした。
いかがでしたでしょうか。ご紹介した中で気になる書籍や探していた内容の書籍が見つかれば幸いです。

また、スタンダードではこういった新刊情報を随時Googleカレンダーで公開しています。詳細には購入先リンクもありますので、よろしければ現在お使いのGoogleカレンダーに追加してみてください。

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Akira Koga

株式会社スタンダード ディレクター。最近よく読む書籍の分野は、哲学・思想、倫理・道徳、ビジネス・経済など。書籍やネット記事の“積ん読”に長けています。