「あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則」を読んでみた

  • 新しいチームに配属されたマネジャーが初期段階で何をすべきかについて書かれていた本。
  • ザ・ファシリテーターでは新しいチームが成果を出すためには最初の90日が大事で、新しいチームのモチベーションが持続する期間もそれくらいと書いてあったけど、本書では100日を基準にしている。10日のズレはあるものの、ひとつの集中するための期間としての目安にはなりそう。
  • 本書で紹介している100日間の基準はルーズベルトが就任後の100日間で数々の仕事を成し遂げて、その時のセリフで「First 100 Days」と言ったのがきっかけらしい。
  • 新しいチームに入ったら、まずは最初にクライアント(チームメンバー)が前職の業務から完全に切り離されているかを確認する。前の業務の引き継ぎが残っていたり、兼務になっているとスタートダッシュに影響が出てしまうので、100%コミットできる体制を作る。
  • 最初の100日間は私生活にも注意が必要。新しい仕事に就くことは大きなストレスが伴い、アドレナリンが出ているとはいえ、この時期に引っ越しをしたりライフイベントを入れたりと、疲れに繋がることは極力排除する。これはクライアントに対しても同様で、早めにストレス対策を講じるように伝える必要がある。
  • 1年後のことを考えるためには、着任前にチームのメンバーやステークホルダーにコンタクトを取り、事前に情報を仕入れておくことが必要。事前の情報があれば、キャッチアップするにもコミュニケーションをするにしても、理解が深まる。
  • もし契約が長くとも3年以内には離れるつもりで仕事にあたることで緊張感を生み出し、重要なタスクを後回しにしないようにする。危機感の無い中で続けるのは、貴重な自分の時間をも犠牲にするし、周りにも悪影響を及ぼすこともある。
  • 新しいポストに就任する前の面接時には、だいたい人事は実際よりも簡単に伝えてくるので注意が必要。
  • 失敗をするのは最初の30日間に集中させる。30日間は新しい人間であることを利用して失敗し、その後の60日間では外の人間ならではの視点や立ち回りをする。
あなたは最初の100日間に何をすべきか―成功するリーダー、マネジャーの鉄則
ニアム・オキーフ
日本経済新聞出版社
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tomohiro.suzuki

株式会社スタンダード UXデザイナー。最近よく読む書籍の分野は戦略、統計学、組織論など。好きな漫画は3月のライオンとワールドトリガー。趣味は塩分摂取とアルコール。